せっかくの東北復興イベントなのにもったいない

ジャニーズの嵐が宮城でコンサートをするということで、開催地である宮城県のみならず周辺の地域もなんだか騒がしくなっていますね。


コンサートの日程発表と同時に、会場周辺の宿泊施設が予約でいっぱいになって、多少遠くても宿を確保しなきゃ！と思う人たちが、旅館などにも予約をはじめた結果、嵐のコンサートより前から開催が決定していたイベントがいくつか中止や延期にせざるを得なくなっているなんて・・・嵐はどう感じているのでしょう。


中には旅館の規約を無視して予約をし、親切丁寧に旅館側が「チェックイン時間は6時半まで、9時過ぎたら防犯のため施錠する」って教えてくれているにもかかわらず、不親切だとか「今更困る」とか言い出すのは、その人だけの問題ではなく「嵐」というグループそのものの価値も下げているような気がします。


このコンサート、東北復興の願いも込められているということですが、地元の人たちはあまり期待していないというのも、なんだか寂しい話です。


無料招待は無理にしても、東北のファンを優先的にチケット抽選で当選させるとか、シルバーウィークなのだからほかの観光客が宿をとれずに困らない程度の観客しか入れないとか、なにか方法はなかったのでしょうかね。

ひとめぼれスタジアム宮城の客席数は約5万。この会場でコンサートやイベントをする人たちは大勢いますが、嵐のように騒動になったことって・・・あまり記憶にありません。これも宣伝の一部なのか、そもそもチケット即完売の人たちが宣伝なぞする必要があるのか？不思議なことだらけです。